食品用製品

製品区分: 射出成形

弊社で扱う食品用(カトラリー)製品の数々

 

~食の安全と豊かな食卓を支える食品用金型~

 毎日の食卓を彩る食器や、食品の製造に欠かせない容器(カトラリー)。これらの多くは、「金型」から生まれています。食品に触れるものだからこそ、私たちは金型に特別なこだわりと技術を注ぎ込んでいます。

 

~金型におけるカトラリー~

 カトラリー製品、つまりスプーンやフォーク、ナイフなどは、金型によって大量生産されます。皆さんもコンビニエンスストアやファーストフード等で目にする機会が多いのではないでしょうか。

 弊社が主に作成する射出成形用金型(インジェクションモールド)を用いた樹脂製カトラリーは、溶融したプラスチックを金型に流し込み、冷却固化させることで製品が作られます。
口に触れる製品として高い安全性、耐久性、そして美しい仕上がりが求められます。特に、口当たりの良さや握りやすさといった使用感は、金型の精密な設計と加工に大きく左右されます。

 

食品用金型に求められる高い品質

 食品に直接触れる製品を作る金型には、一般的な金型以上に高い品質と精度が求められます。

  • 衛生面への配慮: 金型表面は極めて滑らかでなければならず、わずかな凹凸も汚れの付着や細菌の繁殖の原因となるため、ミクロン単位での精密な研磨技術が不可欠です。また、使用される金属材料も食品衛生法などの規制に準拠した、安全性の高いものが選定されます。

 

  • 耐久性と耐腐食性: 洗浄や消毒が頻繁に行われる食品関連製品は、繰り返し使用に耐える耐久性が必要です(使い捨て容器を除く)。金型自体も、製造過程での様々なストレスに耐えうる強度と、洗浄液や食品成分による腐食に強い特性が求められます。

 

  • 生産性: 大量生産が前提となる食品業界では、金型の高い生産性も重要です。短時間で高品質な製品を連続して成形できるよう、金型の冷却効率や離型性(型から製品がスムーズに外れるか)なども考慮されます。

 

当社の技術とこだわり

 私たちは長年にわたり培ってきた金型製造のノウハウを活かし、お客様のニーズに応じた最適な食品用金型を提供しています。

  • 設計から製造までの一貫体制: 製品の企画段階からお客様と密に連携し、CAD/CAMシステムを駆使した最適な金型設計を行います。その後の精密加工、組立、そして品質検査まで、全ての工程を一貫して自社で行うことで、高い品質と安定した供給を実現しています。

 

  • 最先端の加工技術:複雑な形状や高い精度が求められる金型にも対応しています。熟練の技術者による手仕上げも加わることで、ミクロンオーダーの微細な調整も可能です。
    また、
    量産が必要な製品において私たちはその限界を打ち破ります。
    当社の一般的な概念を超えた、規格外の超・多数個取り技術は、射出成型機の台数の削減、射出成型用の金型数の削減、それに伴う人件費の削減などを含めた以下の様なDX化が可能です。

    • 圧倒的なコスト競争力: 一回の射出成形で膨大な数の製品を生産することで、製品1個あたりの金型費・成形費を極限まで引き下げます。
    • サプライチェーンの安定化: 短期間で大量の製品を供給できるため、急な需要変動にも柔軟に対応し、サプライチェーン全体を安定させます。
    • 環境負荷の低減: 生産サイクルあたりのエネルギー消費を抑えることで、環境への配慮にも貢献します。

 

  • 多様なニーズへの対応: プラスチック射出成形用金型はもちろんのこと、コンプレッション金型など、様々な成形方法に対応した金型の設計・製造が可能です。お客様の製品の特性や生産ロットに応じて、最適な金型をご提案します。

 

  • 品質管理とアフターサポート: 厳格な品質管理体制のもと、出荷前の最終検査を徹底しています。また、納品後のメンテナンスや修理、改修など、アフターサポートも充実しており、お客様に安心してご使用いただけるよう努めています。

 

食の安全と豊かな食文化の発展に貢献するため、私たちはこれからも金型技術の探求と向上に邁進してまいります。食品用金型に関するご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

 

※県内全域(渋川市・高崎市・前橋市・太田市・桐生市・伊勢崎市・安中市・藤岡市・富岡市・館林市 その他群馬県全域)で最短即日対応可能
その他全国への対応も可能です(離島を除く)

 

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