押出成形品~面木(めんぎ)~
製品区分: 射出成形。
押出成形品の一例
コンクリート埋設工事の縁の下の力持ち!面木(めんぎ)金型とは
コンクリート埋設工事で、角を美しく仕上げるために使われるのが面木(めんぎ)です。当社では、この面木を効率よく大量生産するための金型を設計・製作しています。
金型とは何か?
金型とは、プラスチックや金属といった素材を、特定の形に成形するための「型」のことです。お菓子作りの型を想像するとわかりやすいでしょう。金型は、私たちの身の回りにある多くの製品を作るうえで欠かせない存在です。製品の品質や生産効率は、この金型の精度や耐久性によって決まります。
面木を作る「押出成形」と当社の技術
細長い面木は、「押出成形」という方法で作られます。これは、熱で溶かしたプラスチックをスクリューで押し出し、特定の形状の口金(ダイス)と呼ばれる金型部品を通すことで、連続的に成形していく技術です。
口金を通った直後のプラスチックはまだ柔らかいため、「サイジング」という工程で寸法を正確に整えます。当社は、長年の経験と高度な技術を活かし、口金やサイジング設備をミクロン単位の精度で製作することで、均一で高品質な面木づくりに貢献しています。
高品質な金型を支える技術要素
当社の金型製作は、さまざまな技術によって支えられています。
- 治具: 部品の加工や組み立て時に、正確な位置決めや固定を行うための補助ツールです。治具を自社で設計・製作することで、金型全体の精度を向上させています。
- ホットランナー: 金型内で溶けたプラスチックを常に一定温度に保つシステムです。これにより、材料の無駄をなくし、生産効率を大幅に高めることができます。
- 耐久性・メンテナンス: 長期間安定して使えるよう、耐摩耗性や耐熱性に優れた金型素材を選定し、定期的なメンテナンスや研磨を行うことで、品質維持とコスト削減を実現しています。
お客様のニーズに応えるオーダーメイド金型
当社は、お客様のニーズに合わせたオーダーメイドの金型設計も承っています。専門の技術者が、口金の形状やサイジングの調整まで一貫してサポートし、最適な金型をご提案します。
金型は、普段私たちの目に触れることのない「縁の下の力持ち」ですが、その一つひとつに高度な技術と職人の情熱が注ぎ込まれています。コンクリート工事現場で使われる面木においても、精度と耐久性を両立させた金型を提供することで、施工の効率化と長期的なコスト削減(DX化)に貢献しています。
金型に関するご質問やご要望がございましたら、お気軽にご相談ください。
※県内全域(渋川市・高崎市・前橋市・太田市・桐生市・伊勢崎市・安中市・藤岡市・富岡市・館林市 その他群馬県全域)で最短即日対応可能
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